Surgery手術
避妊去勢手術について
【手術の概要】
- オスは睾丸摘出(去勢)手術、メスは卵巣子宮摘出(避妊)手術です。
- 予約制です。
- 手術前に血液検査を実施して異常がなければ手術を行います。
- 入院は一日です。
- レーザーメスの使用で皮膚切開の出血や痛みの軽減を図っております。
- 超音波メスの使用で腹腔内の縫合糸を少なくします。
- 皮膚の下の縫合とナイロン糸による皮膚の縫合でできるだけ違和感を抑えます。
- 術後にネッカーや服は使用しません。
【手術の意義】
手術費用
入院費、血液検査料、抜糸まで含まれます。
猫 | |
---|---|
去勢手術 | 16500円(税込) |
避妊手術 | 31900円(税込) |
犬 | ||
---|---|---|
去勢手術 | 7kg以下 | 23100円(税込) |
7-12kg | 25300円(税込) | |
避妊手術 | 7kg以下 | 36300円(税込) |
7-12kg | 39600円(税込) |
※ | 12kg以上の料金は直接お尋ねください。 |
※ | 妊娠している場合は別途追加料金が発生いたします。 |
※ | 精巣が正常な位置にない場合は別途追加料金が発生いたします。 |
去勢手術
※停留睾丸の場合は少し時間がかかります。
切開の大きさは睾丸(精巣)の大きさにより異なります。 | |
【手術時間】 | 猫:5-10分犬:10-20分 |
※停留睾丸の場合は少し時間がかかります。
手術の流れ
- 【術前の血液検査】
- 血球検査:RBC、WBC、HCT、Hb、PLT
生化学検査:TP、ALB、ALT、BUN、CRE、GLU - 【麻酔】
- 前投与薬とマスクで効かせてから気管チューブを挿管して気道を確保し、吸入麻酔で維持
- 【手術開始】
- レーザーメスで皮膚切開
- 切開部位:猫=精巣を包む皮膚犬=精巣すぐ前方の皮膚
- 【精巣摘出】
- 超音波メスで切除
- 【縫合】
- 犬:皮下を吸収性縫合糸、皮膚をナイロン糸で縫合
- 猫:縫合なし
- 【手術終了】
- 入院中異常がないかを観察
- 【退院】
- 犬のみ10-14日後に抜糸
去勢手術後:犬
赤い線:通常の切開部位
青い線:停留睾丸の切開部位
※停留睾丸は腹腔外にあった例
去勢手術後:猫
赤い矢印:切開部位
避妊手術
切開の大きさは個体の大きさや子宮の位置などによって異なります。 | |
【手術時間】 | 猫:15-25分犬:20-30分 |
※切開の大きさは個体の大きさや子宮の位置などによって異なります。
手術の流れ
- 【術前の血液検査】
- 血球検査:RBC、WBC、HCT、Hb、PLT
生化学検査:TP、ALB、ALT、BUN、CRE、GLU、Na、K、Cl - 【麻酔】
- 前投与薬とマスクで効かせてから気管チューブを挿管して気道を確保し、吸入麻酔で維持
- 【手術開始】
- レーザーメスで皮膚切開
- 切開部位:猫=腹部中央臍後方の最後位乳頭前方犬=臍部分から切開
- 【開腹】
- メスで切開開腹
- 腹腔内より卵巣子宮をフックに引っ掛け腹腔外へ持ち上げる
- 【卵巣子宮摘出】
- 超音波メスで卵巣側を切除:二ヶ所
- 子宮頚部を吸収性縫合糸で縫合し切除
- 卵巣子宮を摘出
- 【縫合閉腹】
- 腹筋腹膜と皮下は吸収性縫合糸、皮膚はナイロンで縫合
- 【手術終了】
- 入院中異常がないかを観察
- 【退院】
- 10-14日後に抜糸
避妊手術後:犬
赤い線:切開部位(臍から下へ切開)
避妊手術後:猫
赤い矢印:切開部位 青い矢印:臍
その他の手術・処置
様々な手術に対応いたします。ご相談ください。
対応できない場合は大学病院等をご紹介いたします。
対応できない場合は大学病院等をご紹介いたします。
【手術症例】
整形外科 | 前肢橈骨骨折後肢骨折 骨盤骨折股関節脱臼 肩関節脱臼肘関節脱臼足根関節脱臼 |
---|---|
ヘルニア | 横隔膜ヘルニア会陰ヘルニア 鼠径ヘルニア臍ヘルニア腹壁ヘルニア |
腹腔内 | 子宮蓄膿症腎嚢胞 膀胱結石胆嚢破裂 卵巣腫瘍肝臓腫瘍腎臓腫瘍 |
その他 | 乳腺腫瘍皮膚腫瘍口腔内腫瘍 会陰尿道瘻歯科処置 |
※ | 症例の一部を掲載しております。 |